WordPressテーマTCDの子テーマの作り方とカスタマイズ方法

 

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国内シェアNo.1のWordPressテーマTCDでは、別途、子テーマを作ることができます。

WordPressテーマTCDの子テーマを作ることによって、より便利にカスタマイズする事ができます。

一部のTCDテーマが対象となりますが、あらかじめ筆者が子テーマを作成して、ダウンロードできるようにしておきました。

その「子テーマ」とは何なのか?どのように使えば良いのか?

当記事では、WordPressテーマTCDの子テーマの概要や、作り方などを解説しました。

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WordPressテーマTCDの子テーマとは?

一般的にWordPressの「テーマ」と言う場合は、「親テーマ」のことを指しています。

「子テーマ」とは、この親テーマに影響を与えずにカスタマイズできるテーマの事です。

この子テーマの作成は必須ではなく、カスタマイズしない方は作成しなくても問題ありません。

子テーマを作成するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 親テーマのデザインや機能を壊さずにカスタマイズできる。
  • 親テーマをアップデートしてもカスタマイズした部分が消えない。

WordPressテーマTCDの子テーマのダウンロード

子テーマを作るのが手間だと思う方は、すでに作成したものをダウンロードできるようにしておきました。

ただし、こちらは無料のWordPressテーマTCD「Rebirth」の子テーマで、当記事の筆者が作成したものです。

TCDテーマは80種類以上ありますので、全てのTCDテーマに対応できるかチェックできていません。

もし、うまくインストールできないや動作しない場合は、別途カスタマイズしてください。

以下のボタンを押すと、ZIPファイル形式でダウンロードできます。

※こちらのZIPファイルは、マルウェアのスキャン済みです。それでも不安な方は、次の項目を参考に自作してください。

Rebirth子テーマのダウンロード

WordPressテーマTCDの子テーマの作り方

子テーマの作り方は難しくなく、とても簡単です。以下の3つを作成します。

  • 子テーマ用のフォルダ
  • style.cssファイル
  • function.phpファイル

ここでは、無料のTCDテーマ「Rebirth」の子テーマの作り方でご紹介します。

子テーマは、パソコンにはじめからインストールされている、メモ帳のソフトウェアで作成できます。

はじめに子テーマ用のフォルダを作成します。フォルダ名は何でも良いのですが、今回は「rebirth_child」としました。

WordPressの子テーマのフォルダ名

次に、作成したフォルダの中でメモ帳のソフトウェアを開き、以下のコードをコピー&ペーストします。

その後、「style.css」というファイル名にして保存します。

/*
Theme Name:Rebirth Child
Theme URI:
Description:WordPressテーマTCD「Rebirth」の子テーマ。
Template:rebirth_free001
Author:
Version:1.1.2
*/

※「Author(著者)」の箇所は空白にしています。

もう一つのファイルは、以下をコピーしてメモ帳にペーストし、「function.php」というファイル名にして保存してください。

<?php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style')
);
}
?>

注意点としては、「style.css.txt」や「function.php.txt」ではなく、「style.css」と「function.php」というファイル名にしてください。

また、ファイル名の文字列を間違えると、WordPressにアップロードできませんのでご注意ください。

最後に、「rebirth_child」のフォルダごとzip形式で圧縮します。圧縮すると、「rebirth_child.zip」という表記になります。

WindowsやGoogleクロームブックの場合は、右クリックするとzip形式で圧縮する項目が出てきます。そちらを押すだけでzipファイルが完成します。

作成した子テーマのZIPファイル化

一部のTCDテーマでは、少し違うコードで子テーマを作成する必要があるようです。

もし、これらの作成方法でうまくいかない場合は、以下のWordPressテーマTCDの記事もご確認ください。

参考記事:WordPressの子テーマを作る理由と子テーマを自作する方法 | WordPressテーマTCD

WordPressテーマTCDの子テーマの使い方

作成した子テーマは、親テーマと一緒にインストールします。

WordPressテーマのインストール方法については、別の記事にまとめています。

注意点としては、子テーマの方を有効化してください。親テーマの情報は、その子テーマが引き継ぎます。

子テーマの使い方1

※子テーマの画像は設定していませんので、このような表示になります。

WordPressテーマTCDの子テーマのカスタマイズ方法

テーマをカスタマイズしたい場合は、親テーマではなく、子テーマにプログラミングのコードを追加します。

ただし、「HTML」、「CSS」、「PHP」というプログラミング言語の知識が必要となりますので、ある程度学習が必要です。

WordPressテーマTCDでは、「TCD LABO」というカスタマイズを解説したサイトを運営しています。

そちらから学習して、カスタマイズすることもできます。

また、ChatGPTなど生成AIに命令して作成してもらうこともできますが、うまく動作したり、しなかったりと、運による部分もあります。

参考記事ChatGPT 日本語での始め方と使い方 PC・スマホ・アプリでできることとは?

より専門的にWordPressのカスタマイズを学びたい場合は、テックアカデミーなどで勉強することもできます。

style.cssとfunction.phpのカスタマイズ

子テーマからカスタマイズするには、WordPressの管理画面から、左側の「外観」を押します。

その後、①の「テーマファイルエディター」を押します。

②にある、以下のファイルを選択します。

  • Stylesheet(CSS):主にデザインを変更するためのファイル
  • Theme Functions(PHP):主に機能を追加するためのファイル

子テーマの使い方2

各ファイルの記載されているコードの下、③の箇所にカスタマイズ用のコードを作成して入力します。

Stylesheetでは「CSS」という言語、Theme FunctionsではPHPという言語を使ってカスタマイズします。

各ページのカスタマイズ

解説した子テーマのファイルだけでも、ある程度カスタマイズができます。しかし、各ページごとのカスタマイズもできます。

例えば、投稿ページ(記事ページ)をカスタマイズするとします。

その場合、親テーマの投稿ページのファイル(single.php)をご利用のサーバーからダウンロードします。

それを子テーマのフォルダにアップロードしてから、編集してカスタマイズすることができます。

レンタルサーバーからダウンロード・アップロードするには、2つの方法があります。

  1. レンタルサーバーのファイルマネージャを使う
  2. ファイル転送ソフトウェアのFTPソフトを使う

1.の「ファイルマネージャ」のほうが簡単でおすすめです。

今回は、国内シェアNo.1レンタルサーバー「エックスサーバー」のファイルマネージャで解説します。

ご利用のサーバーによってWordPressファイルの場所が違う場合がありますので、各公式サイトなどでご確認ください。

ファイルマネージャを開き、以下の順にフォルダを開きます。

ご利用のドメイン > public_html > wp-content > themes > 親テーマのフォルダ名

そこに表示された、「single.php」を押します。

TCD子テーマのページごとのカスタマイズ1

上部メニューの「ダウンロード」を押して、ポップアップ画面の「ダウンロード」も押すとPC上にダウンロードされます。

TCD子テーマのページごとのカスタマイズ2

そのまま、すでにアップロードした子テーマに、アップロードします。

今回は、すでに子テーマを作成してアップロードしている前提で進めています。

子テーマ作成時に、このsingle.phpを入れてzipファイルにしても良いです。

その後、WordPress内からインストールすれば同じ状態になります。

サーバーからアップロードするには、以下の順にフォルダを開きます。

ご利用のドメイン > public_html > wp-content > themes > 子テーマのフォルダ名

子テーマのフォルダを開いたら、上部にある「アップロード」を押します。

TCD子テーマのページごとのカスタマイズ3

single.phpファイルを選択して「アップロード」を押します。

TCD子テーマのページごとのカスタマイズ4

次に、ご利用のWordPressサイトへログインします。

左サイドバーの「外観」から「テーマファイルエディター」の順に押します。

その後、右側の「Single Post(single.php)」を押します。こちらが表示されているということは、single.phpがアップロードできている状態です。

当ブログの場合は、記事タイトルの下に著者名を追加してカスタマイズしました(画像中央)。

TCD子テーマのページごとのカスタマイズ5

同様に、固定ページやカテゴリーページをカスタマイズしたい場合も、同様の操作ですることができます。

これらのページをカスタマイズする場合は、HTMLやPHPの知識が必要となります。

TCD LABOなども参考にしてみてください。

まとめ

WordPressテーマTCDの子テーマを使うことで、親テーマに影響を与えずにカスタマイズできます。

子テーマは簡単に作成することができますが、カスタマイズするのにプログラミングの知識が必要となります。

TCDテーマのカスタマイズ解説サイトTCD LABOや、ChatGPTなどの生成AIを活用しながらカスタマイズしてみてください。

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WordPressテーマTCDの子テーマの作り方とカスタマイズ方法
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WordPressテーマTCDの子テーマの作り方とカスタマイズ方法
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WordPressテーマTCDの子テーマの作り方を解説。一部のTCDテーマが対象となりますが、子テーマをダウンロードできるようにしておきました。 また。当記事では、WordPressテーマTCDの子テーマの概要や使い方なども解説しています。
Tsukasa

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